今回は「重要な科目」についての話。

受験においても人生においても重要な科目について書いていく。

先に言っておくと「国語」ほど重要な科目はない

「今でしょ」の林修先生は「圧倒的に数学」と答えており、僕もそれには同意する。ただし、私立文系を目指す受験生のほとんどは数学と縁のない人が多いだろう。

そのため、「数学」がなぜ重要か、もっと言えば「数学がどのようにして世の中に役に立っているのか」ということがいまいちイメージしづらい所はあると思う。数学はこの世界を形作っている、といっても過言ではないのだが、そのことについては受験勉強が終わった後に勉強するのがいだろう。

ということで、なぜ「国語」が重要なのか。社会的な面と受験面の両側面から話していこうと思う。

つい先日見つけた記事だ。

世の中は「簡単なこと」ができない人たちで溢れている

中身については興味がある人は各自で読んでもらえればいいのだが、要点としては「文章が読めない人って思っているよりもはるかにい多いよね」という話。

具体的にはセンター英語の大問4のような問題を日本語訳付きで時間無制限にもかかわらず満点が取れないという状況に似ていると思う。

もしそういった問題で英語の状態でミスがあったとしても、解説を読んでもわからないという人がいた場合、相当ヤバイと思っておいた方がいい。正直、最低限こういうものを読める力がないと社会的に迷惑な存在になってしまう可能性がある。様々なルールを理解できない人たちと言えばなんとなく想像がつくだろうか。

記事の中では「議論ができない人」という例も挙げられている。

これは現代文における、「主題」が理解できないこととほぼ同義である。何について話しているのかが理解できていないということは、「話している内容が話されている(書かれている)内容と異なる」いわゆる「論点が違う」ということが起こってしまう

したがって、主題が理解できないということは話の最初から別の道に逸れてしまうということ。図画工作に必要な素材を買いそろえるときに八百屋にはいかないだろう。

このように「文章が読めない」ということは「的外れな行為」を誘発する要因の一つである。皆は大学受験を終えても、それぞれ様々な知識・技術を身に着けていくだろうが、その過程でも勉強というものは受験勉強と形は違えど必要であり、その習得には身に着けた国語力で文章や音声をちゃんと理解する必要がある。学ぶとき、伝えるとき、それらが必ず必要になる。

国語力とは我々が成長のため、互いの言いたいことを正確に伝えるため、そして理解できるようになるために必要な力そのものなのである。

それは決して「難解な文章を読解できること」ではなく(もちろんできるに越したことはないが)「平易な文章であれど書かれていることをちゃんと理解できる」ことなのだ。

以前、とあるサービスのサポートセンターに電話したことがあるが、こちらの言っていることを全く理解できてなくて非常にストレスがたまったのを覚えている。国語力がないということは非常に厄介な問題だ。

受験勉強で現代文を勉強するというのは国語を勉強できるまたとない機会なので受験勉強という枠にとらわれずに勉強をしていってほしい。

この流れで受験における国語の重要性について書いていこう。

英語は日本語に訳せば国語だし、地歴であっても国語で史実と事実がかかれているから、勉強できるようになるためのベースとしての国語は重要ということは理解できるだろう。

英語であってもその言語感覚を説明するにも参考書に書かれている言葉も日本語だし、公民や倫理の内容では特に少し進んだ国語力が必要となる。英文法では例えば「現在完了」や「前置詞」のニュアンスを理解するためにはある程度の国語力が必要だと思っている。

その意味で語彙力が必要なのは言うまでもない。

このブログでは建前上「MARCH」を目指しているが、実際に皆の競合相手となるのは

①早慶国立との併願組(MARCH滑り止め)

②早慶に行ける実力持っている併願組(成績上位者)

③本命MARCH組の早慶併願組

④それ未満の大学との併願組

の大きく分けで四勢力に分かれる。

特に明治・立教なんかは大学の人気も相まって併願者は多い大学だと思う。

入試ではもちろん得点が高い順から合格~補欠合格までの合格者が出るが、皆の実際の競合相手はMARCH滑り止め組と言える。

②と③の学力、学力・勉強量的には大半は似通っていると思うが、①の勢力はもっと上にいる場合が多い。

そして外部要因として、2016年から始まった私立大学の定員に対して厳しくなったことが挙げられる。簡単に言うと、学生とりすぎたら国からの補助金がなくなるよ、というもの。大学は法人なので収入減がなくなるということはマズイので従わざるを得ないということ。

定員が厳しくなることによって相対的に入試の難易度が上がるということだ。

受験生にとってはたまったもんじゃないが、そこに文句を言っても仕方がない。合格するための戦略を立てなくてはならない。

①の競合相手に迫りつつ、③を突き放し、②と③の間に入れるぐらいの成績を取ることがベストだが、なるべくその確率を上げるために必要なのが戦略ということになる。

まず勉強量について。

ぶっちゃけ全員それなりに勉強はしてきている。早稲田目指している人間なら英国社は満遍なく勉強しているだろうし、慶應目指している人は特に英語は力入れているだろうし、本命MARCH組ですらそれなりに勉強してくる。

つまり英語では差が付きにくいどころか、上位者に後れを取る可能性が非常に高いので、英語の勉強は欠かさないとして、地歴も早慶クラスの問題を見たことがある人はかなり徹底的にやっているはずだ。というわけで実質英語と地歴では差が付きにくいどころか、差をつけられる要因になりやすい。

というわけで、差をつけられる可能性が比較的低い国語こそ僕らが焦点を当てるべきは勉強科目になる。もちろん、本命早稲田組はそれなりに国語を勉強して来るはずだが、国語であるが故の勉強しづらさを克服できていない受験生は根拠はないがかなり多いと思う。つまり、国語の勉強法が確立できないまま受験当日を迎えてしまった受験生のことだ。

先のニュースで読んだ「国語が分からない人が多い」という現実を逆手に取るのである。それでもみんな勉強してきているのであくまで「可能性を上げる」ための手段に過ぎないがやらないよりはましだろう。

大学に通った身としては、ゼミなどの議論をする場においても「?」と話が全くかみ合わないことは割と多かったので有効ではないとまでは言えないはずだ。

じゃあ当然どういう勉強をしたらいいか、という具体的な話になるが、もうすぐ3000字と長くなってしまったので次の記事にて。

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